2007-04-22(Sun)

インドで恐怖・・・?

最近ちょくちょくお邪魔しているクーラサイコー@インドフォトブログさんに触発されて、私もインドであった恐怖(?)体験・・・いや、全然恐怖じゃないですが、ご紹介します。

これは十年くらい前のお話。

以前どっかにも書きましたが、デリーの空港から市内までまともに行けたことがありませんでした。なのでデリーinをなるべく避けていました。
しかし時間に制約のある旅では、デリーinをせざる得ないことも。
デリーの空港のタクシーは目的地に連れて行ってくれない」と”地球の歩き方”や先輩バックパッカーさん等から聞いていた私は、リムジンバスで市内へ向かうことにしました。
同じ飛行機(なぜか日本からの飛行機は夜9時前後到着が多いですね)だった日本人の女の子2人組みと一緒にリムジンバスに乗り込みました。
聞けば彼女たちはインドが初めて。とりあえずメインバザール(安宿街)までは一緒に行こうということに。
そろそろコンノートプレイスかなぁと思った頃、バスが停車。外からシーク教徒のオヤジが「メインバザールに行く人はココで降りて!」と呼びます。
「??」と思っていると、女の子たちが降りていくではありませんか。「え、まだメインバザールじゃないよぉ?」と言ったのが聞こえたのかどうなのか、荷物を持って降りていきました。
インド初めての2人を置いて行くわけにもいかず、私もここで降りることに。

「さぁどこへ行きたい?」
いやいや、もうおかしいじゃないですか。あんたがメインバザールへ行く人って呼んだんでしょーが。
要するにこのオヤジはリクシャー(3輪バイクタクシー)の運転手なのですが、魂胆アリアリです。
「メインバザールへ行って」
恐らくコンノート近くなんでしょうが、すでに夜11時を回っていて辺りは真っ暗。車も人もほとんどいないところで、結局このオヤジを頼らなければならない情けなさ。
「メインバザールはだめだ、今日はテロがあって入れない。」
「はぁ??そんなわけ無いじゃん。」
「いや、危険すぎる。絶対行けない!」
「テロ現場見てみたいから行って。」
「ダメだ、危ないから絶対ダメだ!」
何言ってんだか・・・見え透いた嘘なんですが、どう切り返せば良いものやら・・・

そうこうしていると男が1人歩いてきました。
「そこで何をやっている?」
しょっぱなから英語です。インド人同士、ヒンディー語で話しかけたりはしないのでしょうか?
「このお嬢さん方がメインバザールに行きたいと・・・」
「何ぃ!そんな危険なところへ連れて行こうとしてるのか?貴様ぁ〜!!」
リクシャーオヤジを殴りつけました。
「ところであなたは誰なのよ?」
「私は警官だ。」
ポケットからIDカードっぽいものをチラッと出しましたが、「もう一度見せて」という私たちの言葉は聞き取れなかったようです。
男は再びリクシャーオヤジを殴るポーズで「ちゃんと安全なところへお連れしろ!」と怒鳴りつけ、リクシャーオヤジはひぃぃぃ〜とエンジン全開。
ちょっと待て、どこ行くねん??

で、やってきた先は「○×トラベルエージェンシー」。
「ささ、どうぞどうぞ。」
手厚く迎えられ、椅子など用意していただきました。
「さて、どこに行きたい?」
これも変な質問ですね(笑)、こんな夜中から行きたいところ聞かれても。
「ここに泊まっちゃおうか?」なんて日本語で話しながら、このエージェンシーの話に乗らないようにしていました。
が、痺れを切らしたのか彼のほうから核心に。
「メインバザールのホテルはどこも閉鎖中なんだ。何しろテロ事件があったからね。ちょうど僕の知り合いのホテルが空いているんだが、電話してあげようか」
あくまでも親切の押し売り。
すでに夜中の1時すぎ、私たちも本当にここで放り出されるのも怖かったので、値段をよくよく確かめてそのホテルへ行くことにしました。US20ドルくらいだったと思います。

なぜか私だけ別ホテルへ連れて行かれました。値段は同じだったかな。
ホテル自体は特に変わったことも無く、値段も妥当な中級〜下級ホテル(ゲストハウスよりは立派でした)。
翌朝9時前にタクシーがお出迎え。頼んでないけどなぁ・・・
インドで1泊したら腹が据わってしまいました(笑)。どうにでもせーや。
やっぱり「○×トラベルエージェンシー」に連れて行かれ、昨日の彼に「おはよう!」といわれる始末。
モーニングチャイなどいただきながら(笑)、「バラナシは良い所だから行ったほうが良い」だの「タージマハルは絶対見なくちゃ!」だの、もうお腹いっぱいです。
お昼頃までそのオフィスにいましたが、彼、諦めちゃったようです(笑)。
「OK、シスター。インドを楽しんでね。」
表まで送りに出て、メインバザールまでの道を説明してくれました。徒歩約10分。
そして最後に・・・
インドには悪いやつがたくさんいる。そんな人に付きまとわれて困ったら『チョロ!』って言ってやるといい。あっち行って!っていう意味だから。」

・・・面白い奴です。

結局その後日本人の女の子2人組みはどうしたのか、会うことはありませんでした。
若かりし頃、アジアを放浪することにあこがれていた頃の思い出です。

今回は長かったなぁ〜、読んでくださってありがとうございました。


 

tag : インド デリー チャイ シーク教徒 アジア ホテル 地球の歩き方

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インドが気になったぞ

第1代 グル・ナーナク(1469年-1539年) 第2代 グル・アンガド(1539年-1552年) 第3代 グル・アマル・ダース(1552年-1574年) 第4代 グル・ラーム・ダース(1574年-1581年) 第5代 グル・アルジュン(1581年-1606年) 第6代 グル・ハルゴービンド(1606年-1644年) 第7代

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comment

どうもです。
めちゃくちゃ言いますね(笑)
おかしいとか言ってたらキリがないですけどねぇ。
「テロ」とか「バラナシは行くべき」とか「祭りで予約とれない」とか常套句なのでしょうか?偽政府オフィスで似たような事を言われ400ドル近いツアーを組まされかけました^^;インド2日目の事です。

でもやっぱsharmilaさんは度胸ありますよね。尊敬ですよほんと!

どーも、読んでくださってありがとうございます。

ほんと、めちゃくちゃ言いますよね(笑)。思い返せば楽しい思い出ですが、そのときはやはりちょこっと怖かったです。
この手の話はインド経験者ならいくらでも出てきますよね。だけどリピーターが続出。きっとそれ以上によい経験が出来るからですねー。
バターズさんも、ぜひまた行ってみてください。2度目はまた違った目線で楽しめるはずですよ。

800ドルのツアー組まされて、インド2日目で旅費の9割失くした大学生君に会ったことあります(笑)。
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